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【APS-1グランドマスターMk.3 セカンドロット】実射レビュー(24.09.10)

APS-1グランドマスターMk.3 セカンドロットの実射レビューをお届けします。

外観や機能面では昨年末に発売されたファーストロットと大きな変更はないので、
実射編のみを改めてレビューしました。

外観や機能面のレビューをご覧になりたい方は、こちらです。

さて、APS-1グランドマスターMk.3 ファーストロットでは初速が徐々に低下してしまう
不具合があり、これが解消されているかが本レビューの目的です。

結論から言うと、
「不具合部分は全て修正されており、セカンドロットは安心して使えます。」

初速データからご覧いただきましょう。


※画像をクリックすると拡大されます。

ファーストロットとの比較では、0.3gBB弾使用時の弾速に明らかな差があり、
セカンドロットではAPS-3と同等レベルの弾速が出ています。

集弾性能についてもファーストロットとは違い、非常に安定していました。

※5mレスト G&G0.3gBB弾使用 ノーマルオープンサイト 各標的に10発ずつ

集弾性能については、蔵前工房舎製のAPS-1用BRASSメッキシリンダーを組込んだ物と
なんら遜色ありません。
シリンダー、ピストンカップの不具合が解消され、ようやく本来のAPS-1Mk.3の性能が味わえるようになりました。

箱出しノーマルで、
90m/s近い初速」「置き撃ちで8x、9xは余裕」
さらに「APS-3より安い」

なんだか、とってもお買い得ですね!

ファーストロットとの違いは、もう一点目立たないところにありまして…

このマガジン取り付けネジが1個追加されていました。
これにより、蔵前工房舎製のAPS-1用マウントベースが、従来型マガジンに換装すれば取り付け可能になります。
Mk.3マガジンでの蔵前工房舎製のAPS-1用マウントベースは引き続き使用不可となりますのでご注意ください。





さて、ここまでご覧頂いた皆様の中には、「もうメッキシリンダー、要らないじゃん」とお思いの方もいらっしゃるかと思います。

蔵前工房舎製APS-1用BRASSメッキシリンダーの特徴

1.コッキング操作のスムーズさ
2.耐摩耗性能の向上
3.シリンダーの強度向上

まず、1についてはメッキ掛がかっているので想像しやすいかと思います。

2については、発射数が増えるとノーマルアルミシリンダーは摩耗が進行します。
シリンダー内側はピストンカップとの接触、外側はレシーバーとの接触により摩耗します。
メンテナンス時に削れたアルミの粉末とオイルが混ざって真っ黒な状態になるのでわかりやすいでしょう。
蔵前工房舎製のAPS-1用BRASSメッキシリンダーは真鍮にメッキが掛かっているので、この様な摩耗による劣化の可能性は大幅に低くなっています。

3のシリンダー強度については、シリンダーとエンドボスのカシメが緩んでしまったりシリンダーヘッド締めすぎて舐めちゃったり、同じく締めすぎてシリンダー歪んじゃったり等々、アルミのシリンダーはとてもデリケートなので取り扱いは十分注意する必要があります。

この辺りもBRASSメッキシリンダーは落とさない限りは大丈夫です。

なお、APS-1用BRASSメッキシリンダーについては近日中に単品販売を開始できる予定となってますのでしばらくお待ち下さい。

APS-1用BRASSメッキシリンダーのレビューページはこちら
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